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現在
私の子供の頃の夢は『博士になる』だった。
実際今そうなっているわけだが。
自由研究でペットボトルロケットを作ってきたときから何か芽生えていたのかもしれない。
私は裏の世界へ回って今も現役で仕事をしている。
私は銀行に金を預金した帰りに仕事場に寄った。
駅を通り過ぎ警察署とレンタカー屋の間の道へ入っていく。
そしてレンタカー屋の方にある路地に入る。
そこはレンタカー屋の裏口で『STAFF ONLY』と書かれた張り紙がある。
このレンタカー屋は私の土地、つまり私のものであり、私が経営している。
というのは表の顔である。
その扉の反対側の壁を押す。
すると壁はゆっくりと回転し始めた。
そうして物理的にも裏の世界へ回って階段を降りて地下へと向かう。
そこには私とお客しか知らない、地下の研究所があった。
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