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今回は短かったので、いつもはあまり使わない書きかたをしてみました。
本編のラストの先が、序章、という形です。最初に戻る、ということですね。
そうしよう、と決めましたので、ラストが変わりました。最初は、もう少し前向き(それってどうよ……)な考えで終わりになる、というものだったんです。
でも、修正作業で読んでいて、この子は最後まで情けない姿なのが正しい!とも思いまして、ラストまで駄目坊ちゃんでした……
まぁ、どちらにしても残念な主人公なんですけどね(笑)。
それで、タイトルに蝶を入れませんでした。エピソードタイトルにありますように、去った蝶では微妙ですので、本編のモノローグからつけました。
あとは、シリーズの他の作品と対称になるような描写もあります。
本編の6ページと「輝く蝶を手の中に」の74ページは、同じ事実をそれぞれの主人公から見た内容になってます。
せっかく書くなら、と少し頑張ってみました。
そして、私の書くものではほとんどない、ラストはハッピーエンドでない作品でもあります。
どう考えてもハッピーエンドにならないと分かっていて書いてますので、たまには例外もいいよね、という気持ちでした。
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