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口唇で
「さて、今日はこの気持ち良さを覚えるだ」
「あっ」
下野の帯を外すと小袖は開けて、すっかり膨張した陰茎が姿を現す。
壁に背を預け下野は何とか立位を保っている。
そんな下野の前に跪いて、小田は眼前に下野の陰茎を置くと"ふっ"と息を掛ける。
「ああっ」
息の感触だけでも声が出しまう。
「やはりオメはいい反応っぺ」
"ふーーー"っと今度は長めの息。
「ああああ!」
「んふふふふ」
「い、意地が悪いぞ」
「すまねすまね」
「あっ」
小田は下野の陰茎に口唇を当てたかと思えば、口腔内に亀頭を含ませた。
ちゅばっ、ちゅばっと音を立てて吸いよせながら舌でペロペロと舐め回す。
「うわはっ!!」
やはり息とは比べ物にならない快感、この衝撃の波は今までの人生でも味わった事が無い。
「こんなの初めてが?」
「っ⁉」
まるでこちらの心を見透かされたみたいで急に恥ずかしくなる。
「照れてる姿もかわいいだ」
「う、うるさい、うっ!」
またちゅばちゅばと音を立てて吸われ出すと何も言えなくなる。
ずるずると壁に預けていた背中が下がって来た、神経の全てを陰茎にもっていかれているのに、そこに快感の衝撃がリズムよく刻まれる。
頃合いとみた小田は口唇でしごきだす。
初めはゆっくりとジュッ、ジュッと。
次にその音はジュジュジュジュジュジュと速度を上げる。
ああ、いよいよか、ああ、果てそうだ。
「小田、お、俺、もう・・・もうっ!」
小田は陰茎から口を離さない。
「ああああっっっっ!!!」
ビクビクッと体を大きく震わせ、下野は大量の白濁液を小田の口腔内に放出。
ビクッ、ビクッと続けて余韻が放出を続けるが、小田は決して口を離さず全てを受け入れる。
全てを出し切った後、一瞬制止、そしてぽんっ!と音を立てて下野は陰茎を引き抜いた。
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