黒の幼妻

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«Tweedia» その瞳が、愛しい。 純粋な娘が眠るベッドに腰掛ける。 「おはよう、りや」 頬に触れる。 「よく眠れた?」 「………は、はい…………」 娘─りやはぎこちなく答えた。 りやは、何も知らない。 憐れな16歳の誕生日だ。
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