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「月海、可愛い!」 「月海さん、可愛い過ぎます」 「ハーレムだな、こりゃ… 羨ましいな」 「春翔くん、助けましょうよ!」 「いつもの事ですから、助けませんよ? 僕も混ざりたいぐらいなんですから」 「男子はダメ! 月海が穢れる」 「…月海さん、ハーレムより男子とも交流しましょうよ?」 「…それは合コン的な?」 「そうですね? まあ、流石に二人が許さないですから無理でしょうが…」 「月海、私達と遊園地行こうか」 「遊園地?」 「うん! 月海一度は行ってみたいって言ってたでしょ?」 「うん、言ったね?」 「春翔くんはボディーガードね」 「ふふっ 月海さん、デートしましょうか」 「へ?」 「僕とデート」 「春翔! 勝手に誘惑しないの! 月海が困ってるでしょ?」 「ダメですか、月海さん?」 「…えっと、みんなで行くなら一緒に周りましょう?」 「二人っきりはダメなんですね? 残念です」 「月海さん、紅茶飲みましょう?」 「あ、ありがとう」 月海は二人から解放されたので、紅茶を口に含むとホッと一息吐いた。 「夏祭り楽しみですね、月海さん」 「あ、そうだったね? 今年もアレやるのかな」 「告白イベントね?」 「でも、人前で告白とか勇気が倍ぐらいいるよね?」 「月海は女子に告白されるからね~」 「うぅ… アレは困るんだけどな」 月海は本当に悩ましそうな表情を3人に披露していると、3人はまた各自愉しそうな顔をする。 「月海、ほら」 「え? 美南ちゃん、これは?」 「ふふっ チョコレートだよ」 「…!」 月海はチョコレートの入った袋を見つめると、嬉しそうにしていたがムッとなる。
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