泥棒猫?

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泥棒猫?

 草木も眠る丑三(うしみ)つ時。 しーんとした静寂。 空にお月さま。 誰もが眠りについた頃。 ひたひた…ひた 暗闇の中で月明かりに獣の足音。 どうやら猫のようです。 んん? その猫は2足歩行です、おもむろにエプロンドレスを着ました。 **  「にゃ〜」 「今年こそはバレンたいん〜(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)」 (しゃべ)りました。 「湯煎(ゆせん)するにゃ、あ二ゃ?電気ポットがニャい?」 「にゃわー、もう!貧乏くさいにゃ」 「フニャ、ヤカンにゃ」 カチカチ 「コンロがつかないにゃ、ニャんで(⊗-⊗?」 カチカチ「あ。ついたにゃ(⁠ノ゚⁠0゚⁠)⁠ノ⁠」 「にゃ、お湯が()いた〜」 「熱ちそうにゃ」 「ボール、どこにゃ?あった」 猫はボールでチョコを溶かしました ここはどうやら人間の家のようです。 夜な夜な忍び込んでる猫〜 というか喋るし、2足歩行だし 化け猫〜? と、猫が居間を見ました。 暗闇の中でチョコ🍫作りする猫と家主の人間の目が合いました 「にゃニャ!✧⁠\⁠(⁠>⁠o⁠<⁠)⁠ノ⁠✧」 「ギエ、化け猫!ヽ⁠(⁠(⁠◎⁠д⁠◎⁠)⁠)⁠ゝ」 あ、バレた。
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