一章 暴れ龍兄弟爆誕

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突起した石を少年達の馬は軽々と飛び越えて行くのに対して、敵方の馬は足を取られ転んで行く。 「うわぁっ」 馬が転げ連鎖するように近くにいた馬も倒れて行き男達が馬から投げ出され、馬に蹴られた。 「ぎゃあぁぁぁっっ」 「ぐえっっ」 そして、とどめとばかりに、岩山の上から次から次へと石が投げつけられた。 ごきゅり、 ぶしゅと 断末魔の悲鳴と共に嫌な音が聞こえた。
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