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でもこんなに綺麗な顔をしているのに、本当に彼女さんいないの?
肌は色白で男の人とは思えないくらいスベスベだ。まつ毛が長くてドキッとするくらい唇が赤い。綺麗という言葉が似合う男性だ。
全く相手がいないというのは普通に考えて有り得ない。モテて大変だから特定の人を作らないのかな?
もっと兄に聞いておけばよかった。
ちなみに兄には高校時代からお付き合いしている彼女、瞳ちゃんがいてこの春既に入籍済。夏に式を挙げる予定だ。
もうずっと小さい時から本当の姉のように仲良く過ごしてきた彼女だから、私もとても嬉しい。
兄が既に入籍済みだからか、同じ大学時代を過ごした宗司くんにも長く付き合う彼女がいてもおかしくないと思ったのよね。
「あの……確かに今の状況じゃ宗司くんが責任を感じるのも理解出来る。
でもだからって結婚というのは……」
たった一度肌を重ねただけで大げさ過ぎる。そもそも本当にしたのかどうかも疑問なのに。
「やっぱり、俺じゃ嫌か……」
「へ?」
「責任を取る、なんて言われても困るよな……俺なんて……」
えぇっ? ちょっと、何その寂しそうな顔。やめてやめて!
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