0人が本棚に入れています
本棚に追加
番外編・くわしい探偵社
リヒャルト・シュトラウス作曲 オペラ『ナクソス島のアリアドネ』『ARIADNE AUF NAXOS』プロローグより
KOMPONIST Wen ich sage: die Geigen, so meine ich die Spieler.
作曲家 「私がヴァイオリンと言ったら、演奏者のことですよ」
前書き
この小説は、リヒャルト・シュトラウス作曲、オペラ『ナクソス島のアリアドネ』を抄訳、翻案したものです。くわしい探偵社の小夜子さんがオペラを観劇している小説です。事件が起きたり、難題が持ち込まれることはありません。第一幕にあたるプロローグは抄訳し、第二幕にあたるオペラ本編は原作を脚色しました。
『ナクソス島のアリアドネ』は、オペラを上演するまで、そして、上演中もいろいろとハプニングが起きるという内容です。
ここでは作曲家がいろいろ注文を付けられて苦労します。
作曲家 「私がヴァイオリンと言ったら、演奏者のことですよ」
これも作曲家が困った状況で発したセリフです。
最初のコメントを投稿しよう!