ベフィさんの日常

１５,明かされる真実

～ベフィ視点～
　神様が言ったのだ。　
「私は、ベフィが拾ってくれた犬だった。
　ルナと一緒に大切にしてくれたことが嬉しかった。
でも寿命で死んだけど。
　だけど、生まれ変わったベフィ達が犬で捨てられたのを知ってこのまま衰弱して死んでいくのはいやだったから、縁結びの神様にお願いした。
気さくな神様で、いいのじゃー。と言って私に力をくれ、
生まれ変わってもベフィ達にあって助けれることを言ってくれた。
　でも生まれ変わってもベフィ達の記憶は戻せないといった。
だけどそれでよかった。助けることが出来れば。」
私はふと疑問に思って聞いた。
「じゃあ何でルナは前世の記憶があるの？」
そしたらルナがこう言ってきた。
「私は、人間にされた瞬間、前世の記憶を思い出したの。
なぜかは知らんけど。」
神様は、補足するように説明してくれた。
「縁結びの神様は、おじいちゃんだから間違えてランダムに人間にした動物が前世の記憶が思い出すようにしちゃったんだって。
前世の記憶を思い出したら生態系に影響があるから
　ルナが相談してくれなかったら、縁結びの神様に言わなかったら大惨事になってたのね。」
私は気になって
「なんで前世の記憶思い出したらいけないのに前世の記憶を思い出すようにしたの？　ほかの動物たちも寝てるし、、、。私みたいに思い出してるんじゃないの？」
といったら、神様は言ったのだ。
「でええい！！もう説明したくないから、ベフィの頭に考えてること送るわ」
そう言われた直後、神様の考えが一気にドッと入ってきた。
そして伝えたいことが分かり納得した。
そして、これからの日常を楽しく満喫しようと決めた。