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「大好きだよ、渚! 渚が心配するようなことは、絶対にないから」
指で涙を拭ってくれるナギ
「不安にさせてごめんな」
ぎゅーっと抱きしめてくれる。
「ううん……ごめんなさい」やっと素直に謝れた。
「渚が謝ることないよ」
「だって、今日の私、酷いことばっかり言って、面倒くさいでしょう?」
「ううん、嬉しいよ! こんなにも心配されて。
愛されてる証拠だもん。愛されてなかったら、妬かれることもないでしょ?」
「そうかもね」
「ありがとう。渚、愛してるよ」
また、ぎゅーっと抱きしめられてから、優しい優しいキスをされた。とても愛されている。
やっぱりナギが大好きなんだ。
だから、こんなにも妬いてるんだ。
一瞬でも、あのエロオンナに取られたら……って思って、不安で、腹立たしくて……
私やっぱり、ナギじゃなきゃイヤだ。
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