S極~Side:並木~

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「並木ってそんな感じだっけ?」 「どういう事だ?」 「ほら、セフレの時はもっと淡白だったから。」 「あー、確かに。」 今のように、あからさまに愛情表現はしていない。 「俺さ、何かに執着することがなくて。でも、木下にハマったから、俺の愛情全部注ぎたいんだよな。」 「おまっ///そういうことをサラッというな/」 木下が頬を真っ赤にした。 「俺、変なこと言ったか?」 「変じゃなくて、俺が嬉しく照れること!/」 「ならいいじゃん。」 俺は木下と向かい合い、目を閉じた。 「ん?」 「たまには木下からしてよ。」 「お、おれ?」 慌ててる。その反応可愛い。 「そう。早く。」 「わかったよ/」 木下が俺の唇に軽く口付けした。 「もっと。」 「あー、もう無理、恥ずかしい、むり/」 「ふふっ、残念。」 俺は木下の頭を自分の方に引き寄せて、キスをした。
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