N極~Side:木下~

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「うん?...今何時!?」 「9時半。おはよ。」 俺はすっかり寝てしまっていたらしい。 目を開けると、俺の寝顔を眺めていたであろう並木が笑顔を向けた。 「いつから居た...?」 「さっき。」 「朝ごはん作ったけど食べるか?」 「食べる。」 俺はそう言いながら、布団の気持ちよさに負けてまた布団にくるまった。 「きのしたー、おーい。」 並木は布団を無理やり剥がし、俺の耳を甘噛みした。 「ちょっ//なんで噛むんだよ/」 「お腹空いたから?次は何処にしようかな~?」 並木が楽しんでる。こいつ、俺で遊んでる。 「起きるってば。」 「はい、いい子。」 起き上がった俺の頭を並木は優しく撫でた。
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