女の子になりたい

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翌日僕は、購入した女装道具一式を持って、麗のアパートに行った。 麗は、まず僕の顔に少し時間をかけて丁寧にメイクをしてくれた。 あまり派手にならないように気を使って、ナチュラルメイクに仕上げてくれた。 次に麗は購入したウィッグをつけてくれた。 メイクをしてウィッグをつけた僕の顔を見て麗が、 「瑠樹は綺麗」 と驚いていた。 僕も鏡を借りて自分の顔を見てみると、そこにはまったく男の子には見えない綺麗な自分がいた。 次に購入したワンピースを着てみると、僕の体のサイズにぴったりで、花柄がとてもかわいいワンピース姿の自分がいた。 麗がショルダーバックを貸してくれて、僕はスマホなどの小物をショルダーバックに詰め替えて自分の肩にかけた。 「これで一緒に街に出ようよ!」 麗の提案に僕は躊躇したけれど、 「瑠樹は、全然男の子に見えないから大丈夫だよ!」 と少し強引に僕の背中を押してくれて、僕は思い切って麗と外に出ることにした。
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