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静けさの中で君が生まれたというのすら
もしかすると侮蔑的な発言なのかもしれない
静けさも賑やかさも
君の耳には同じこと
君に言わせれば
耳が聞こえる人のやり方を
押し付けてることになるのかもしれないね
それでも
それでも
どうか
拒絶しないで
君の生きてる世界を想像しようとする
無知なわたしたちの努力を
どうか受け入れてほしい
たくさんの障壁に阻まれて生きてきた
君に言うのは心苦しいけど
どうか壁を作らないでほしい
だってね
その方がきっと
世界は優しくなるから
それは君が教えてくれたことなんだよ
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