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第4話 ん?リアル脱出ゲームだよ?
[みんな、おっはよー!]
『うわっ!?』
「放送……?」
「誰〜?」
[今からみんなには、リアル脱出ゲームに挑戦してもらうよ!]
「リアル脱出ゲーム?」
「意味わかんないだけどー」
[3つのゲームをクリアするとカギをゲット、ここから出る事ができるよ!]
「……強制参加ってか」
[だけど、脱出出来るのは3人まで!]
「は?」
「ガチ? たったの3人?」
「それ以外の5人は出られないってこと?」
[3人が脱出するか、全滅しちゃうまでゲームは続くんだ]
[ゲームに失敗したり、逃げようとしたら、死ぬよ]
「は、いや何言ってんの? ウケる」
「失敗したら……死〜?」
「僕たち、死ぬの……?」
[じゃあね〜! 第1ゲームは10分後!]
放送は終了した。
「おい、待てよコラ!」
「私どうなるの……?」
「皆、とっとと脱出しちまおうぜ!」
「さんせーい」
「僕も今すぐ出たいしね」
「なんとかして出よっか〜」
彰、謙斗、雛倉、奈々川、蒼生は脱出に賛成。
バラバラになり脱出方法を探していた。
『彰、窓開かない?』
「クソッ開かねぇ!」
「机で割ってみようぜ!」
「あ、私持ってくる〜」
「皆やめろ!!」
脱出ムードだった空気を破ったのは、流輝だった。
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