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午後13:45 大学 第一講義室
「疲れた〜」
「おつかれ、東
サイダー買っといたけど飲むか?」
魅波はコンビニの袋からサイダーを取り出すとそう聞いた。
「飲む!ありがとう魅波
ちょうど、喉乾いてたんだ〜」
いつもと変わらない会話に少し安心した。
今朝、少し調子悪そうだったみたいだけど
気にしすきだったみたいだ。
僕はいつものように魅波の隣に座る。
「橘先輩、ここいいですか?」
と黒髪ロングに襟に桜の刺繍がされたワンピースを着た女の子
僕はその子を知っている。
魅波はにこっと微笑むと
「いいよ。どうぞ」
と言って置いていたカバンを足元に置く。
ありがとうございます。
とその子はいい座る。
(僕、他に行った方がいいよね
たぶん…)
チラッと横を見ると魅波と視線が合う。
思わず直ぐに視線を逸らす。
(…びっくりした)
少しすると講義が始まった。
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