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正夢
あなたはわたしを好きだと言ってくれた
わたしはその言葉をとてもうれしく感じた
その言葉だけで
わたしはあなたの側にいた
どんなに
冷たくても
どんなに
冷めていても
わたしはあなたが好きでした
ある日
夢の中で
彼は他の人と
楽しく話してる夢
わたしは悲しくて目が覚めた
その夢が正夢に見えました
その時から
わたしは不安なまま
あなたといました
いつしか
好きな人が出来たと
言われて
正夢だったんだな。
でも
気がついていました
気がついていたけど
あなたがわたしを好きだと言ってくれた
ことを忘れていない
それだけがわたしの夢だったの
そのことだけがわたしを支えていた
わたしは
さよならを受け入れた
正夢でみた夢を見ていなかったら
わたしはとても悲しくて泣いていたかも
知れない
まだ好き
そう言っていたかも知れない
アッサリしていたのも
正夢のおかげ
あなたがわたしから去っても
わたしはあなたが好きだと
言ってくれたことはわすれない
あなたが幸せなら
わたしは…
でも
何故だろう
涙が出てくる
わたし
悲しかったのかな
夢が正夢だったのが悲しかったのかな
あなたが去っていくのが
悲しかったのかな
あなたの側にいたかったのかも
わたし
涙が枯れてゆく
わたしの心も冷めていく
さよなら
あなたのこころと
わたしの愛
忘れない
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