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彼女は俺との約束を守ってくれていたようだ。
だが、ある日突然連絡が取れなくなった。俺は彼女に何があったのか心配になり、彼女の元へ向かった。
そこで見たものは、無残にも変わり果てた彼女の姿だった。
俺は彼女を抱きしめて泣いた。
すると、彼女は力のない声で俺の名前を呼んだ。
「あなたには・・・・幸せになって欲しい・・・。私が死んだら悲しんでくれると思うけど・・・どうか忘れて欲しい。私はもう十分すぎるほど幸せな人生を送れたよ・・・ありがとう」
そう言って彼女は息を引き取った。
俺はその時誓ったんだ。彼女を殺した奴らに復讐することを。
許さない。絶対に。絶対にだ! 必ず見つけ出してやる。俺から大切なものを奪った奴らを。
見つけた暁には、そいつらの未来を奪ってやろう。
どんな手段を使っても構わない。
俺は悪魔と契約したっていい。
必ず見つけて殺す。絶対に殺す。俺から全てを奪ったあいつらは絶対に生かしておくわけにはいかない。
さあ、探し出してくれ。
俺はお前たちを見つけ出すまで止まらないぞ? 早くしないと、殺してしまうかもしれない。
俺の大切だった人を奪おうとした罪は重い。
だから、早く俺の前に現れてくれ。そして、殺させろ。
お前たちが苦しむ様を見るのが楽しみだ。
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