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希望
このまま、何も創造しないまま生き続けるのか。
こんな退屈な毎日。地獄と一緒だ。でも、そんな俺に救いの手を差し伸べてくれた人がいた。
その人は言った。
「あなたは私の希望です」
俺はその言葉を聞いたとき、救われたような気がした。
このつまらない日々を生きる意味が出来たのだ。
それからというものの、俺は彼女のために生きることにした。彼女のために何かをしてあげたいと思った。
だから、彼女が望むことはなんでもしてあげた。
そして、彼女は俺にとって大切な存在になっていった。
しかし、ある日を境に彼女は俺の元から姿を消した。
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