ゴミの山

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ゴミの山

 「歩いても歩いても同じ道と同じ 場所にいてるようなきがするね」  「違う道まがってみる?」  「そうね、私も歩くの飽きてきたし、どこか休みましょ。」  「ドアが固まってて開きにくい…こじあけれない…!!」  「まかせて、」  「あ、開いた!どうやってあけたの?」  「慣れてるの、」  「紙切れだらけね、中初めてみるけど枯れ葉と木の枝があって…って全部ゴミじゃない。」  「あーこれなら、 ルビア少しまってて、」  「まず、紙切れをたたんでこの火起こしを使って…と」 「それはなに?」  「これ?火打石っていってね。この石をヘラで削ってその粉を紙切れにいれて…と でそれをこの石本体でけずって…っと!! …あれ?不発しちゃった…  「あ…紙切れに空気いれやすくするのわすれてた…」  「よし、もう一度! できた!」  「あったかい…」  「でしょ?へへん!お父さんから学んだんだ!」  「……ベッド2つあってよかったね…」  「うん…」  「少し…お話しよ…」  「なに?」  「お父さんってどんな人なの?」  「僕の父さん?…強くて、真面目でさ、僕とは大違いだよ」  「そうなのね…」  「うん、僕の半分はお父さんが教えてくれたものなんだ、」  「火起こしできたのもお父さんが教えてくれたからね。」  「そう…」  「もう寝ましょ…話付き合ってくれありがと…」   「おやすみ…ルビア」  「………」 ……………………………………!……………  
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