不思議な空間

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不思議な空間

 「この建物屋根はないけど、なんか怖い」  「私はもう見慣れてしまったわ…」  「……………ん?」 ………!!!!!!!!………!!!!!   、……………!!!!!…!!!!  「……くるよ!!」  「あ…あかない!鍵が掛かってる!!」  「やつがせまってくる!」  !!!!!!!!!!!!!、!!!!  「もうおわりよ…!!」  !!!!!!!!!!!    「はやく!」  「えっ!?」  !!!!!?……!!…?…………………………… …………、…………………………。  「君たちは一体?」  「おじさん、ありがとう…」  「そうか、君たちは子供か、こんなところに迷い込んで、可哀想に。」  「………はぁ…」  「あぁ、おじさんか、おじさんはイワンだ」  「イワンさん、他に人はいましたか?」  「いや…他に人は生きてないと思う、私の仲間たちはみんなあのバケモノに捕まって喰われた…」  「喰われた…」  「まぁ仕方ないさ、一応食料もあるしなんとかおじさんはいきてるけど」  「ここで火起こしていいですか?」  「あぁ、大丈夫だよ。」  「久しぶりに炎をみたよ…」  「ルビアもうねちゃった、」  「みんな喰われたといってたけど、全員ですか?」  「みんなといっても逃げ切れてる人もいたけどあいつらは生きてないと思うよ」  「そうですか…」  「あぁ、あんな見た事ない化け物始めて見た、多分やつは噂のスノウミイラだな」  「スノウミイラ?」   出発前日 下町  「そういえば雪人って昔はスノウミイラと言われてたらしいな、」  「ミイラ…」  「でも雪人はいないと思うぞ 雪山での遭難はよくあることだし」  二日目深夜? 廃墟  「…なぜ雪人って人を食べたのかな…」  「分からない、他にも食べてるところは見てないし見たら多分我々も餌だ」  「僕…生きてる人を探します!」  「…止めはしないけど、保証はないよ」  「はい、でももしかしたら出れる方法があるはずです」  「希望を持つっていいな、おじさんもそうだったらな…」  「雪人はここにもいましたが出てくる時間とかありますか?」  「朝は来なかったな、夜になるとでてくるからあいつらは夜行性らしい」  「そうなんですね」  「何かあったらここに戻ってきてくれ、ここなら安全だ、」  「鍵は開けておくよ、やつは開けることはできないらしいからね」  「わかりました」  「よし、今日は休もう、そろそろ朝がくるはずだ」    
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