0人が本棚に入れています
本棚に追加
「あのね。私、あなたに言ってないことがあるの。」
「何?」
「私、バツ4で子供が4人いて、旦那がいるの。」
「は?」
「だから、バツ4で…。」
「それは分かったけど、まさか俺は知らずに不倫してたってこと?まだ君24じゃなかったっけ?」
「あ、それも嘘。本当は29歳。」
サバをよむのにもホドがある。
「嘘だらけだったんだ。」
「そう。でも、もう嘘つくの苦しくなって。今日告白しちゃえって。」
「もう別れるしかないな。」
「さすがにもうダメよねえ。」
そんな可愛い顔してもダメだ。こんな嘘ばっかりの女と付き合えるか。
俺はこんな女ばっかり釣り上げてしまう。まただ。前の彼女も同じような女だった。
俺は勉強しない男だ。
最初のコメントを投稿しよう!