1人が本棚に入れています
本棚に追加
1話 君の笑顔を愛したい。
____________________
ふわりと心地よい風が当たり一体に流れる
そんな、良い天気だが……
俺、「北陵 亜沙」は憂鬱な気分だった。
学年が、上がるからだ。
大学受験が、今年になった。
本当に嫌だ。ただ、もっと嫌な事がある。
「亜沙ーー!」
そう、手を振りにこにこの笑顔で
走ってきてくれた、こいつ。
こいつと大学を離れるのが1番嫌なのだ。
多分俺は、
『 此奴 』に 、 «恋» してる。
最初のコメントを投稿しよう!