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プロローグ
愛する人を失うかも知れない恐怖に怯え
いくつもの間違いを犯し
愛する人を失ってしまった絶望に…
【 世界から色が消えた。】
かつて愛する人と一緒に見た輝く未来。
幾度も過ごしてきた季節。
彼女の大好きだった桜も…
水面をキラキラと揺らす太陽の光も…
夜空に煌めく綺麗な星や月も…
クリスマスツリーのイルミネーションも…
全てが灰色になり何も見えなくなった。
あの時、なぜ俺は…
彼女の手を離してしまったんだろう……
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