月 と 雲

1/1
前へ
/3ページ
次へ

月 と 雲

月と雲はまるで僕らを写し出してるみたいだ。 いつも心の中にある君の言葉。 「月はずっと一人でみんなを照らしてる。だから雲が月を抱いて寄り添ってあげなきゃ行けないの。」 君から見える僕はきっと月で、君は僕の雲になりたかったんだね。ごめんね、 僕は君の笑顔を守るために我慢してた。もっと素直に君を求めれば良かったよね。 今はもう。君は本当の雲に。 ねぇ、君を頼るからさ、寄り添って貰いたいからさ。これじゃ僕、休まず照らし続けないといけないよ。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加