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「いけ好かない高嶺尽にも苦痛を与えられる方法で玉木天莉を落とせそうな策があるんだが、もちろん乗るよね、風見くん」
乗らないという選択肢はないだろう?という表情で問い掛けてくる則夫に、風見はごくりと唾を飲み込んだ。
風見の本来の予定では、江根見則夫を使って高嶺尽に天莉の不義をリークする計画だったが、二人同時に陥れることが出来るのなら、そちらの方が断然いい気がして――。
「もちろん、キミには玉木天莉を味見出来る役どころを与えてもいいと思っているんだがね」
もう一押しと踏んだのだろう。
そう提案された風見は、先程想像した天莉への淫らな妄想を思い浮かべて、ぐらりと心を傾がせた。
「それはどういった作戦でしょう、江根見部長」
グイッと身を乗り出した風見は、語られる則夫の言葉に聞き入って――。
全て聞き終えた頃には、先のタヌキと同じように下卑た笑みを口の端に浮かべていた。
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尽がひとりエッチしているだけのお話です(爆)が、もし宜しければ♥
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