零れた、溢れた。

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誰しも、誰かに認められたくて、 強がって生きている。 本当は無理なのに、 大丈夫と自分に言い聞かせてみたり。 誰のためでもない、自分のためにつく嘘が、そうして 自分の首を絞めてく。 助けって言葉も言えない私を、周りは大丈夫だと思ってみてる。 ちゃんとしなさい。 幼い頃に母に言われた言葉がまだ胸の奥でズキズキと存在を主張する。 ちゃんとします。 頑張ります。 だから、どうか、私を見てください。
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