1人が本棚に入れています
本棚に追加
愛する君へ
××へ。
こうして手紙を書くのは初めてですね。
こんな真っ白な便せんに手紙を書くなんて小学生以来の事。
確か、6年生の時に「10年後の自分」に書いたのかな。
さて、××くん。
私と君が出会って何か月経ったでしょう!
私の感覚は、一カ月ぐらい?笑
××くんはなんて答えるのかな、なんて思ってます。
ねぇ、××くん。
元気?
大丈夫?
ちゃんと、笑えてる?
こんなことした私が悪いんだよ。
××くんが悪い訳じゃない。
どうか…どうか。
自分を責めないでください。
これが私からの最後のお願いです。
天国…いや、来世で逢えたらまた一緒に笑おうね。
約束。
君のことは絶対、忘れないから。
2030年4月16日 瑞樹華乃
最初のコメントを投稿しよう!