ただ声一つ

1/10
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
私は生まれた時から、耳が聞こえない。 だから声も出せない。 だから私はお母さんの声も、自分の声も聞いたこともないし、出した事もない。 そんな私はたった一つだけ叶えたい夢が あった。 それは家族の声を聞いて、声を出して話すこと だった。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!