ただ声一つ
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私は生まれた時から、耳が聞こえない。 だから声も出せない。 だから私はお母さんの声も、自分の声も聞いたこともないし、出した事もない。 そんな私はたった一つだけ叶えたい夢が あった。 それは家族の声を聞いて、声を出して話すこと だった。
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