新歓!………ではなく転校生!

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※一気に時間飛びます ───玲斗 side に戻る はぁー やっと終わった 四時間目のチャイムが鳴り、「ありがとうございましたー」と言って授業を終わる そーいや今日、購買休みなんだっけ……… いつもは購買でパンなどを買って適当に食べるんだが、今日は週に一回ある購買が休みの日 どうするかな……… などと考えていると生徒に声を掛けられた 「あの、先生 もしよかったら今日の昼ごはん、僕達と食べませんかっ!?」 そう声を掛けてくれたのは2ーSの真白 柚と氷城 雪弥だった こいつら仲良かったのか 一緒に居るところ見たこと無いけどなぁ ま、いいか 食堂の場所分からんかったし 「ああ 良いぞ」 そう言うと二人はパァッと顔を輝かせた うわー眩しー グラサン付けたい 「じゃあ行きましょう!!」 そして教室から出ようとしたが一人の生徒が机に突っ伏しているのを見つけた 一応声掛けるか 「ちょっと待ってくれ」と二人に言い、その生徒に近寄る 「なあ もし良かったらなんだが、一緒に食堂行くか?」 と声を掛けると、むくりと起き上がった 「………………………行く」 確かこの生徒は…………暁 北斗だったか 一緒に行くらしいので待ってくれている二人にも声を掛ける 「暁も一緒に行くらしいんだが………いいか?」 と訊くと二人は一瞬驚いたような顔をしたがすぐに、良いですよと言ってくれた このクラスは良いヤツが多いな、と思い 「ありがとう」 とお礼を言うと二人は顔を赤くしてしまった 原因不明の赤面現象はもう慣れたよ ウン するといつの間に来ていたのか暁に 「行かねぇの」 と言われたので俺達4人は教室から出て食堂に向かった
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