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ここか食堂は
教室の扉より2倍ほどでかい扉を見る
そして俺が開けようとすると「先生待って!!!」
と言われたので真白の方に振り向くと何かを渡された
耳栓?
何でだ?
不思議そうにしていると氷城が「取り敢えず付けて、開けたら分かるから」
と自分の耳に付けながら言う
他の2人も付けてるっぽいし付けるか、と思い自分の耳にも付ける
「じゃあ、開けるぞ」
ギイッ
キャァァァァァァァァァァァァ
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
という歓声が上がった
あ、これ付けてて正解だわ 真白ナイス
「氷城様ーーーーー!!!」
「爽やかでカッコいいですーーーー♡♡!!!!」
「暁様ーーーーーー!!!」
「抱いてくださーーーーーーい♡♡♡!!!!」
「柚様可愛いーーーーー!!!!」
「抱かせろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「え!!!真ん中のって先生!!??カッコいい!!!」
「いや、可愛いだろ!!!」
わぁーーー うるせーーーーーーー
3人を見ると、もう慣れているようで気にもせず空いている席を探していた
うわぁ 慣れって凄いな
俺も探すか、と思い周りを見ていると一人の生徒が駆け寄ってきた
「あのっ、僕達もう食べ終わったので良かったらここ使ってくださいっ!!」
「良いのか?ありがとう、是非使わせてもらう」ニコッ
「いえっ、お気になさらず!ではっ!!」
と言ってその子達は食堂から出ていってしまった
なんて優しい子達なんだ
有り難く使わせてもらおう
「おーい、ここ譲ってくれたぞ~」
と声を掛けると、3人が戻ってきたので席に着く
「僕、注文しますね。何食べますか?」
と真白が専用のタブレットを持って訊いてきたので
「じゃあ俺カレーで」
「俺、A 定食ね」
「ラーメン」
上から俺、氷城、暁の順で真白に頼む
「分かりました じゃあ僕は………
ステーキとカルボナーラとビビンバとパフェにします!」
ん???
「待て真白、お前1人でそんなに食べるのか?」
「え?これぐらい普通ですよ?逆に先生達、それだけで足りるんですか?」
え?マジ?俺らがおかしいの?
と思い、横の氷城を見ると笑顔が若干引きつっていた
あ、大丈夫だ 俺ら正常だわ
まあ…………何食べるかなんて人それぞれだしな
料理来るまで3人と何か話そっかな、と考えていると真白が話し掛けてきた
「あの………もし良かったらなんですが、先生の親衛隊作っても良いですか?」
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