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二人の生活に慣れた頃。なんだか休みの日に大荷物を持って出かけて深夜に帰って来るようになった。心配になって悪いとは思ったけど跡をつけた。
すると、駅前で女の子が男性に囲まれていた。
「ねえ。遊ぼうよ。」
「人を待っていて…。」
「またまた、嘘でしょー。」
チャラいナンパしやがって。あきらかに嫌がってるじゃないか。
「お待たせ。」
俺は彼女の腕を引いて男たちの群れから離れた。
「大丈夫か?」
「…。」
話さない彼女が怪しく見えた。するとよく見たら女装した俺と一緒に住んでる彼だった。
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