モンゴルのカナダの蕎麦粉はアリ?

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 昔々、モンゴルにあるカナダ人が住んでいました。 カナダ人の名前は戸田みより。 ある日、みよりはモンゴルではかなり珍しいペットを飼いはじめました。 (あり)です。 みよりは蟻を飼い始めたのです。 しかしその事を村長は許しませんでした。 「カナダ人の分際で蟻を飼うなんて許さんぞ!」 村長は なっちゃんオレンジ を片手に激怒していました。 村長は怒っているのになっちゃんは笑っている。歴史上で最も気味が悪い争いの始まりでした。 そこに一人、村の若者が声を上げました。 「蟻を飼うのもさ、アリなんじゃない?」 その一言で村中の人々は笑い過ぎ、入れ歯を吹き飛ばしてしまいました。 村長はただ一人笑いを(こら)え必死に起こり続けています。しかし 何を言っているのか聞き取れず、なっちゃんを持っているのでみよりは家に帰りました。  家に帰ったみよりは、早速蟻のコロニーを観察しました。初めてなので、10匹からのスタートにしました。みよりはすぐに愛着が湧き、蟻の一匹に名前を付けました。と。 「蕎麦粉~。元気ですかぁ?」 するとそこに先程の村長が入れ歯を着けて戻ってきました。 「あ、蕎麦粉」 「村長を名前で呼ぶな!」 そう、村長の名前は蕎麦粉だったのです。蕎麦粉を作るときはどうしているのでしょうか。 「今度から気を付けますのでお帰りください」 村長が呆れて帰ろうとしていると、みよりは叫びました。 「蕎麦粉!」 みよりがそう叫ぶと、蟻と村長が反応しました。 みよりはムフっと笑みを浮かべました。 「こらぁああ!!!」  その後、みよりはあと4匹の蟻にそれぞれと名付けました。 でかめなアリに至っては、他の蟻が成長しすぎて実質、小さめなアリとなりました。 そもそも見分けられるのか?                  おわり
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