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あんこはアーニャ
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【前回までのあらすじ】
AI翻訳機によって話せるようになったあんこ(♂)。
自分の意思を人間に伝えられるけど、人間の言葉は分からない。
猫からの一方通行のコミュニケーションは人間界でどこまで通用するのか?
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今日のあんこは大きい方のヤツが好きなSPY×FAMILYの「アーニャモード」だった。
大きい方のヤツはSPY×FAMILYの家族愛がお気に入りらしい。
お腹が空いたあんこは大きい方のヤツに言った。
「アーニャ、お腹空いたー。チチー、ごはんくれ。」
「かわいいー。いっぱいサービスするからね。」
大きい方のヤツは大喜びだった。
「チチー。アーニャ、ピーナッツが食べたい。」
「ピーナッツはないなー。」
***
あんこはごはんに満足してママのところに遊びに行った。
「ボンド、あそぼー。」
「え?私、犬なの?ハハじゃなくて?」
ハハと呼ばれることを期待していたママだったが、ボンド役を割り当てられた。
「ボンドー。アーニャ、スパイごっこがいい。」
「わかったワン。」
ボンドはアーニャに従順だった。
あんこはボンドと散々遊んで満足した。
***
あんこは小さい方のヤツのところに行った。
「ジナン!アーニャ、ジナンと友達になりたい。」
「何言ってるんだよ、あんこ。僕たちは友達じゃないか。」
小さい方のヤツはあんこの頭をなでた。
「アーニャ、うれしい。チチ、よろこぶ。」
アーニャはオペレーション・ストリクス(梟:フクロウ)をコンプリートした。
こうして、世界の平和は守られた・・・。
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