夜は酒と詩

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
母と父がいて。 そして誕生したのが私だ。 産声をあげた日。 未来の自分を想像出来ただろうか。 「上手く出来た子」ではなくてごめん。 周りを不幸にする存在でごめん。 でも、母も父も唯愛してくれた。 ありがとう。 愚かでも許し、しっかりと育てあげた両親には敵わない。 私は人の道を外れているのだから。 人目を恐れて 緣を断絶した。 愛を受けても孤独は消えない。 ごめんなさい。 人を愛する心が分かりません。 それでも愛されたいと求めるのは何故。 二重面相。 面倒臭い性格だ。 愛されても愛せない 結局孤独は消えない。 産声をあげた時から 私の心は渇き切っていたのかもしれない。 それでも、朝日を浴びたら また、今日をゆっくり生きようと思う。 無理して愛する必要は無い 暗闇の中で 愛され続ければ。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!