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「降格させるのははなかなか難しいのはわかっているだろう?それをするためには正当な理由がいる。例えば向こうに訴えられた時に戦えるぐらいの。その証拠を持ってこれるのなら考えてみるが」
やはり、そうなるか・・・・想定内の答えだったのである意味落胆
「わかりました。降格させるような証拠が見つかることがあればお願いします」
諦めるわけにはいかない。取りあえずやるかもしれないことを言っておかないと
ホテルに到着するとお爺様はレストランを予約していたようで、最上階にあるその店の個室に連れて行かれる
有名な和食の店で天ぷらがとびきり美味しいらしい。私がここに来るのは初めてだけど
部屋に入りドリンクを注文した後、この時を待っていたかのようにお爺様の口が開く
「蓮也と結婚するのか?」
やはりそう来たか
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