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私は前に出されたウーロン茶を速攻で口に運ぶ。こんな展開になるのだったらアルコールでも頼んでおけばよかった。後悔・・・ 「結婚はまだ早いと・・・」 「二人ともいい年だろう?」 そう言われるともう反論できない 「その時期が来たら報告しますから」 「いつまで待たせるんだ。待っている間に私の命が尽きることだってあるんだぞ」 いやいや、それは無いでしょう?こんなに元気なんだから 「はい、はい。肝に銘じておきます」 「食事の後、式の打ち合わせだから。もう予約を入れてある」 何を言っているの? 「蓮也もいないし・・・」 「今日誘ったのだけどキャンセルできない仕事があるから、終了後駆けつけるそうだ」 もしかして蓮也とお爺様に嵌められた?私としたことがそこまで読めなかった。私としたことが・・・相変わらず私の上をいくお爺様いつまでも頭が上がらない それよりそれを利用する連也。相変わらずこ狡いというか腹黒いというか・・・ 確実に彼も私の上をいっている
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