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「それはともかく叔父様が嫌なんじゃない?従妹同士の結婚を」
「歓迎していたわよ。瑠香だったら頼りない蓮也君のお尻を遠慮なく叩いて引っ張ってくれるって」
母が笑いながらそんな事を言うから気が悪い。叔父様から見ると私はどんな存在?会社のスパイをしているせいか絶対しっかり者だと思われている
「お母さんも反対しないの」
「別に・・・どちらかと言えば賛成かな。孫の顔が早く見れる可能性も出てきたしね」
そう言われてしまうともう何も言えなくて電話を切ってしまう。でも本当にこれでいいのかしら・・・?もしかして、これがあの噂のマリッジブルー?
本当にこのむしゃくしゃした気持ちをどうしようもできない私は部屋中の窓を全開して大掃除を始める。深い意味はないけど、そうしたら何かが閃くと思って。蓮也が帰って来るまで無心になってやってみたけど何も解決しなかった
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