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これがキス?
食事が終わってリビングのソファーに案内された。
先生はソファーの隣をポンポンと叩いた・・・・
「座って」
言われた通りに隣に腰かける・・・・・・
「どうしたの?緊張してる?」
「・・・・・・・少し・・・・・」
「君名前は何でしたっけ?」
「藍田 翔 です」
「翔君!いい名前ですね・・・・・ショウって呼んだほうがいいんですか?それとも藍田君ですか?」
「どっちでも・・・・・あの・・・・・ショウで」
「私の事は?豪って呼んでみます?」
「名前はちょっと・・・・・先生で・・・・・」
「わかりました‥‥ショウもっとこっちへきて…」
「エェ・・・・・あの・・・・・・・あの・・・・・・・キスするんですよね」
「いや?」
先生はそう言うといきなり俺の唇にキスをした・・・・・・それは男との初めてのキスでこれまでのどのキスより甘くまろやかで官能的でとろけるようなキスだった・・・・・・
キスだけで驚くほど興奮していた。
「キスどうでした?・・・・ショウの唇は柔らかですね」
「・・・・・・あの・・・・・キス良かったです」
・・・・・・不思議なことに気持ちは昂り、身体は反応しかけていた。
「ショウ・・・・・・そんな風に言ってくれて嬉しいです」
「もう一回いいですか?」
俺は夢中でキスをした・・・・・・やっぱり俺の思い違いじゃない………今までしたどのキスよりも甘美で魅惑的なキスだった。
俺はもう夢中だった・・・・・
「ショウ・・・・・・キスしてから好きになるのもいいでしょ」
「先生・・・・・俺・・・・・先生のこと・・・・・好きです・・・・・・」
そう言う俺を見て先生は笑っている。
その余裕が俺をイラつかせた。
「ショウ落ち着いて」
俺は混乱していた・・・・・
キスだけで・・・・・一瞬で先生を好きになっていた・・・・・
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