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にしんの酢漬けのサンドイッチ【パン・サンド】【魚介】
子供のころは好き嫌いが激しく、
食べられないものも多かった。
・・・子どもにはありがちなことだけどね。
例えば、ぬるぬるしたもの。匂いのキツいもの。
納豆なんか、ぬるぬるしてて匂いがキツいからぜんぜんダメ。
あと、淡白すぎるものもダメだった。豆腐とか。
それから魚介。特に酢漬けとか酒盗とか。
そういうものは、だけど、
大人になってお酒を呑むようになって全部食べられるようになった。
これもありがちだよね。
未発達の味覚が大人になって確立するからだ、
なんてよく言うけど、
お酒を呑むようになって、お酒に合うものが
おのずと食べられるようになるってのもあると思う。
にしんの酢漬けなんかも、
子供の頃は匂いかぐのもイヤだったけど、
いまじゃ、コレでお酒を呑むのが大好き。
でも、酒盗とかもそうだけど、
こういうものって、お酒を呑む時はちびちびつまむ程度で
バクバク大量に食べたりはしないから
(若い人はそうでもないかもしれないけど)
けっこう余っちゃうこともある。
そんな時は目先と気分を変えてサンドイッチ。
片面にカラシを効かせたバター塗って、もう片面にはマヨネーズ。
そうすると、辛子とマヨネーズの効果で磯くささが軽減されて
食べやすくなる。
これ、洋酒にも日本酒にも合うから、
お酒がどんどん進んじゃう。
↑
まだ呑むんかい。
このサンド、もともとはマンガにヒントをもらっています。
岡星という小料理屋で山岡君たちに供されるしめさばのサンド。
しめさばが合うんならにしんでも合うよね、って感じで。
劇中では、
ホースラディッシュを使っていた(と、記憶している)んだけど、
家になかったので、ふつうに辛子バター。
ホースラディッシュは別名が山わさび。
北海道の名産らしいけど、山わさびはお茶漬けにするとバツグンに旨い。
ねりわさびや粉わさびの原料にも使われてるから、
和風のサンドイッチにはピッタリかもね。
こんど作る時はホースラディッシュも用意しとこう。
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