門出

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友人の死は辛く、鉛のように重く 永遠に心に刻まれてしまうものだと思いました。 ですが、私はこう思い始めました。 最高の友人の彼は、向こうの世界から 私達を見守ってくれているのだと、 守ってくれているのだと。 だから今もこうして、私達は今日式を挙げられました。 心から感謝と共に、改めて報告をしたいです。 『結婚出来たよ。あんな子供だった私達が、家庭を持つようになったよ』 そう伝えたいです。 最期にこれだけ、伝えたいです。 ありがとう、綾人。 そしてこれからもずっと、見守っていてね。
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