はじまり

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「…「幸三」さん…」 「この国を取り戻すためにはここで後戻りは出来ません…」 『おい、何が言いたいんだ?』 「…」 俺が考えに考えた結果は前に進むこと… 前方に地雷が埋められていても… 民家の状況を確認して情報を得ること… 「俺は何があるか分からないがこの先を進みます…」 『お前それは自殺行為じゃ!』 『どれだけの地雷があるか分かるのか?』 『地雷に触れればコッパ微塵じゃあ!』 『辞めろ、帰って来い…!』 「…」 「大丈夫です…少し時間は掛かるかも知れませんが…」 「地雷を確認しながら民家の区域まで進みます…」 『民家がどうなっているか確認して…』 『この行動に大きな意味があるのかじゃ?』 「分かりません…」 「ただ、このままでは何も進まない…」 「現に佐渡島はキタチョウセンに占領され挙げ句の果てミサイルを撃ち込まれた…」 「まずはこの国の現在の状況下を知らなければ…」 「世論は我々の味方です…」 「もう時期アメリカを中心とした反共産主義共和国同盟が我が国ニホンを支援してくれると…?」 『分かった…』 『1つ聴くがどうやって地雷を感知するのじゃ?』 「それは…」 「崎本」が密かにカンコクの「ホンダ」に連絡し地雷除去の方法を…
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