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『地雷除去装置をお持ちしました…』
「ありがとうな…」
「…「もの1号」…」
『…「宋」さんその呼び名は辞めてください…』
「悪かった、「武」…」
「あと、確か「もの5号」…「亮」だったよなぁ?」
『そうです…』
「本当ありがとうな…」
そして俺が…
「時間が無い…」
「地雷探知方法を…?」
『分かりました…』
『…「亮」パーツを付けてくれ…』
「亮」は運んできた探知部である50センチのゾウの鼻のような部分を「武」が運んできた本体にセットした…
『…「宋」さん地雷除去装置の操作方法を教えますが…』
『このままアジトに戻っても…?』
「お前何が言いたいんだ?」
『ですから「亮」と俺も地雷探知しながら民家の確認の手伝いを…』
「お前ら正気か?」
「地雷探知は出来るがこれから先ひょっとすると…」
「共産主義共和国の連中や生き残りの猛獣に遭遇する恐れがあるぞ!」
「ましてや「亮」は婚約者の「未来」が…」
『大丈夫ですよ「未来」には了解してもらっていますから…』
『…「宋」さん、2人より4人で行動すれば効率が良い事は確かです…』
『そして、僕はシューティングゲーム経験者である事から森林は伐採されましたが…』
『この場所の地形は理解していますから…』
「亮」は俺達の手助けをしたいと笑顔で答えた。
「分かったよ…ありがとう」
俺は「武」と「亮」そして「崎本」を見て大きく頷いた。
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