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令和四年 二〇二二年六月
美しき 文字で書かれた 知識ゆえ
真似て書いては 渇き潤す
令和四年 二〇二二年三月
美しきもの 美しいと言う あなたこそ 美しい
それが分かる 私もまた 美しい
それだからこそ 私たちは 美しい
この輪広げて 皆美しき 世になることを
ひたすら願う
令和四年 二〇二二年八月
美しく したためられた 言の葉を
書き写しては 沁みさせむ
令和四年 二〇二二年十月
海へだて 異国の島を 眺めれば
間近にせまる 恐れにも似て
令和五年 二〇二三年九月
うららかに ひざしを浴びて 咲き誇る
秋の桜が 微笑み揺らぐ
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