11人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
令和五年 二〇二三年十一月
青み増す 薄紫に 祈りつつ
時の女神よ 逢わせたまはむ
令和五年 二〇二三年十一月
赤み増す 薄紫に 色づきて
逢いし喜び 心に沁みる
令和四年 二〇二二年十一月
秋の夜を しおり片手に ほほえみて
ふみ読まむかな 果てるともなく
令和五年 二〇二三年十二月
あさぼらけ そよ吹く風に 揺れながら
舞い続けるや 草の白露
令和四年 二〇二二年六月
暑き日に よみがえるのは 伊予の味
懐かしみつつ 心なごまむ
令和五年 二〇二三年七月
雨あがり 眺むる空に かかる虹
さだめの道を ともに歩まむ
令和四年 二〇二二年四月
雨の音 窓越しに聞く 夕暮れに
明日は晴れよと ひとり祈らむ
最初のコメントを投稿しよう!