〜2038年問題から皆さんに考えて欲しいこと〜

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 では、正しい機械との向き合い方とは何なのだろうか。私は、『機械を効率よく利用すること』だと思う。言い換えるならば、機械に利用されないことであろう。  前例にも挙げた『スマート農業』と『無人販売店』を利用してお話しを致します。  スマート農業とは「ロボット、AI、IoT(モノのインターネット)など先端技術を活用する農業」のことである。農業従事者が少なくても、高齢化しても、比較的簡単に国産の農産物が生産できるようになるので、今の少子化社会にうってつけの素晴らしい技術である。  無人販売店もスマート農業に共通して、人間の負担を減らしてくれる。だが反面、度が過ぎると、人間が食を失う危機へと陥る。又、システムエラー等が起こると物品の入手が困難になる。(無人販売店が広く普及した場合は)  つまり機械に頼りすぎても痛い目を見るし、機械を使わなくても痛い目を見る。  "程よい使い方"とは何なのかは場合によって違うので一概に言うべきことではないと思う。今を生きる人々が各自で、機械をどう利用するのか適切な判断を下せるようになって欲しい。  
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