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真冬の胸をむにゅむにゅと形が変わるほど揉みこみ、ツンと固くなった胸の先を口に含む。
そのままきつく吸いつかれた真冬は上がりそうになった悲鳴を飲みこむ。いつもよりキツい刺激に涙が込み上げるがこれも真冬は飲みこむ。
真っ直ぐでどこまでも優しい颯人が気にしないために。
きっと明日になれば無理をさせたと気にするのだろう。
この優しい目の前の男は。
真冬はそう思ったからこそ、それ以上気にしないように、声を上げないよう涙を見せないよう気をつけることにしたのだ。
受け止めると決めたのだ。
今までずっと甘えてきた自覚がある。
自分よりずっと年下なのに、ずっと甘やかされてきたのだ。
こんなときくらい自分が甘やかすのだ、と密かに決意していた。
まだ、十分に濡れてはいない真冬の膣内に、颯人の指が早急に入っていく。何度か指を抜き差しするも、そこにいつものような潤滑さはない。
「…まふゆ……、真冬、ごめん…」
「ん、だい、じょぶ…、きて?」
颯人は衣服すら脱いでおらず、今もジーパンの前をくつろげるのみに留まっている。
それほど性急にことをすすめている。
ギラギラとして熱情を湛えた目をして、深く真冬に口付けながら、指を抜き熱く滾った自身を真冬の蜜口に充てた。
「はっ……っ」
苦しげな息を漏らしながら颯人はそのまま腰をすすめた。
「っふ…」
引き攣れるような痛みを息を吐くことで逃がしながら真冬は長く感じる貫く時間を耐えていた。
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