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見慣れた道路を進む、彼の車…
しばらくして、自分の部屋がある
マンションの駐車場に車が入っていく。
私服姿
霧雨 鴉
「よし、待ってるから
着替えの準備しておいで…」
あたしはうなずき、車が停車したのを
確認してからシートベルトを外し
車から降りて、マンションの中にある
エレベーターに1人で乗り込む。
それから、7階の自室前に来て
部屋の鍵を開け…
寝室のクローゼットから
白のキャリーケースを取り出して
そこに、下着や着替えを
いくつか入れていく。
よしっ、こんなもんかな…
彼を待たせてるし、はやくいかなくちゃ!
あたしはキャリーケースのフタを閉じ
ファスナーをしっかり閉めて
キャリーケースを引きながら
電気を消し、窓の戸締まりをしたあと
部屋から出て…ドアに鍵をかけ廊下を進んで
エレベーターに向かい乗り込んで、1階に降り
駐車場に戻ってきて…
彼の車に近づくと、彼が車から降りてきた。
私服姿
霧雨 鴉
「そのキャリーケース貸して
トランクに乗せるから。」
うなずいたあたしは、キャリーケースを彼に渡し
それを受け取った鴉さんは
トランクを開けて、乗せてくれた。
あたし
春風 雀
「ありがとう♪」
彼は微笑んで、助手席のドアを開けてくれて…
私服姿
霧雨 鴉
「フフフ…さ、乗って…」
あたしはうなずき、ドキドキ
ワクワクしながら助手席に乗り込んだ。
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